こんにちは。
バンミクです。
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【色の話】桜と桃の色って同じ?!
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3月から4月は、卒業式と入学金、新社会人、
会社の組織異動などなど、出会いと別れの多い
時期ですね!
そんな別れと出会い時期に欠かせない存在。
桜♡
みなさん、突然ですが
桜の色ってどんな色ですか???
桜の花びらが落ちた道を「ピンクのじゅうたん」
と、たとえで使うことがありますが、
それ、間違いです!
正式に桜色(さくらいろ)という色があります。
色は、こんな色。

あれ???
思っていた桜の色とちがうと思いませんか?
実際の桜の花の色は、こんな色です。

白に果てしなく近い、薄いピンクの色。
「ピンクのじゅうたん」というより、
白に近いんです。
では、なぜ違うように見えるのか、、、。
それは、
記憶色
の影響です!
実は、人間の脳では実際の色よりも、
その特徴が強調されて、色がより鮮やかに
記憶されているそうです。
記憶色の桜の色はこんな感じ。

特に桜はピンクのイメージが強いから、色を再現する時は濃くしないと桜にならないので知らず知らずにピンクが強めに脳で記憶されているのです。
なので、多くの人が見ている色より、イメージとして記憶している色が優先されているそう。そしてそれが当り前の色だと思っているのです。
たしかに、りんごやみかんも、見た時の色はそんなに鮮やかではなかったりしますが、イメージとしている色は鮮やかな赤やオレンジですよね♪
ちなみに桃の色はこんな感じです。

比較してみると、色がしっかり違います。

左が桜で右が桃です。冬の厳しさから抜け出してぱっと明るさと華やかさを与える存在の桜。だからこそ、実際以上の鮮やかさで脳が記憶してしまうのでしょうね♡
どちらの花もこの時期は、まだ見れるので、
コロナ禍も緩和している今、立ち止まって
見比べるのもいいですね!
お花見も久しぶりにしても良いかもです!
今日は実際の色と、記憶している色の違い
についてでした♡